Volkswagen Service® Library Ver.24
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※ESPは、ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)に呼称変更となります。フォルクスワーゲンには、先進技術を駆使した最先端の安全装置が搭載されています。その中のひとつESCは、コーナリング時の横滑りなどをコントロールする装置です。メーターパネル内には、このESCの作動を表すインジケータがあり、黄色い警告灯が点滅している時は、ESCが作動していることを示します。もし、点滅ではなく点灯し続けている場合は、システムの異常が考えられますので、正規ディーラーにお持ち込みください。キーを持っているだけでドアの施錠や開閉、エンジンの始動ができます。衣服のポケットや、バッグから鍵を取り出さなくても車の操作ができ、とても便利です。鍵から常に電波を飛ばし、車と交信しているので、キーの電池が弱くなり、発する電波も弱くなると、操作やエンジン始動できなくなる場合があります。そんな場合もご心配なく、ハンドル横またはセンターコンソールに電波受信部分があります。キーをここに近づければ、電波が弱くなっていてもエンジン始動可能です。電池の交換は、フォルクスワーゲン正規ディーラーで行うことをお勧めします。外気温が摂氏4℃以下になると、警告音とともに外気温表示のインジケータが点滅します(警告音は一度だけです)。これは、「路面が凍結する可能性があるので、注意して運転するように」と、ドライバーに教えるものです。とくに、冬季の山越えなどでは、急激に温度が下がり、湧き水などで路面が凍結していることが考えられます。いつも以上に無理のない運転を心がけましょう。ヘッドライトをはじめ、ウインカー、ポジショニングランプ、ブレーキランプ、ライセンスバルブなど、走行時に必要なバルブが切れると、警告灯が点灯したり、MFAにメッセージが表示されてドライバーに注意を促します。実際に点灯していなくても、常に車両がバルブの電気抵抗をモニターして判断していますので、警告灯が点灯した場合には該当するバブルをご確認ください。点滅の場合はコーナリングライトの故障が考えられますので、正規ディーラーでご確認ください。084ESC(ESP)の警告灯(点滅はESCが作動中、点灯は異常)バルブ切れ警告灯スマートエントリー&スタートシステム気温が摂氏4度まで下がると、警告音とともにインジケータが点滅

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