センサー部エンジンオイルレベル低下の警告灯約半分を注入後にオイルの量をディップスティックで確認してください。(P052 エンジンオイルレベル参照)ロングライフサービスでは、エンジンの稼働時間や車の走行距離、オイルパンに設けられたセンサーからの情報、経過年数などからエンジンオイルの性能変化を総合的に判断し、それぞれの車に最適なオイル交換時期をサービスインジケーターでお知らせします。※ up! の場合、ロングライフサービスではなく、定期的(1年または15,000km)にオイルを交換する固定サービスになります。 さらに、クリーンな排ガス性能にも純正オイルは貢献します。エンジンから出た排ガスは、ガソリン車なら三元触媒、ディーゼル車ならDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)や酸化触媒などによって浄化さ これまでエンジンオイル交換のサイクルは、3,000〜5,000kmが適当だといわれてきました。また、高価なオイルを入れて長持ちさせるよりも、値段の安いオイルをこまめに替えるほうがエンジンのためになるという話もよく耳にします。 確かに鉱物油の場合は、化学合成油に比べてオイルの劣化が激しいので早めの交換が必要でしたが、安価だからといってオイルを短期間で交換するのは、コストや労力の面から見ても、決して効率的ではありません。ましてや、限りある資源や廃棄オイルのことを考えると、技術的にも環境保全の観点 からもお奨めできません。 そこで、フォルクスワーゲンが推奨するれます。エンジンオイルには、オイルとしての基本性能を高めるために、清浄剤や耐摩耗剤などが“添加剤”として含まれていますが、これらが触媒やDPFの寿命を縮めてしまうことがありました。そこで、フォルクスワーゲのが「ロングライフサービス」。基本性能が高く、その性能が長距離にわたって維持される全合成油を使って、最長で2年または30,000kmまでオイル交換を不要にするというものです。 このロングライフサービスは、車の使用状況や運転スタイルに応じて、オイルの劣化をコンピューターが判断し、オイル交換の時期を車が知らせる仕組みです。車とともに開発されたフォルクスワーゲン規格の純正オイルだからこそ、正確なオイル交換時期がわかるのです。この方法なら、“5,000kmごとに交換”に比べ、コストも労力も廃棄されるオイルの量も格段に少ないことがわかるでしょう。 しかし、どんなに高性能なオイルでも、走ンは、VW504、VW508規格において触媒やDPFに優しい性能を求めました。その結果、長期にわたってクリーンな排ガス性能を維持することができるようになったのです。行距離が伸びるにともない、その量は減っていくものです。ロングライフサービスでは交換サイクルが長くなるので、その間、オイルの補充が必要になりますが、そのおかげで、オイルの基本性能が維持できますし、オイル劣化の進行も緩やかになります。 ですから、これからはときどきボンネットを開けて、オイルの量をチェックしましょう。もちろん、規定量よりも減った場合には インジケーターでお知らせしますが、補充 することが、エンジンにとっても、地球環境にとっても、優しい行為というわけです。 もちろん、補充にもVW規格の純正オイルの使用をお忘れなく!063補充用のボトルを準備(1ℓ缶)VW504用、VW508用補充は正規ディーラーネットワークで承りますが、お客様ご自身で行うこともできます。エンジンオイルが約0.7ℓ減るとエンジンオイルレベル警告灯が点きます。なおVW504とVW508は、エンジン内部に発生する汚れをオイル内に取り込む「清浄分散性能」が高いため、すぐに汚れてしまうように見えますが、性能に大きな変化はなく、本来の高性能を保ち続けます。クルマにも地球にも優しいロングライフサービス
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