ハンドルの正しいポジションを持つと、肘はかなり曲がった状態となります。ボンネットの先端が見えるくらいに調整金子 陽一2/3曲がった肘クリアランスは、握りこぶし1つ分以内シート横のレバーで調整背もたれは、シート横のダイヤルで調整目線が低いと…前がよく見えないハンドル根元のレバーを下げると、ハンドルの調整ができますシート高を上げることで視界が確保される次に、背もたれとハンドルの調整を行います。背もたれはシート横のダイヤル、レバーで調整できます。ハンドルは、ハンドル根元のレバーを下げて調整してください。両手でハンドルの頂点を持ったときに少し肘が曲がり、その時にシートから肩甲骨が離れないくらいが理想です。ヘッドレストの高さは、頭の高さと同じくらいになるのが理想です。ヘッドレストと後頭部とのクリアランスは、あまり大きくなり過ぎず、握りこぶし1つ分が好ましいです。これには車が前からぶつかった時などにむち打ちを防ぎ衝撃を低減する狙いがあります。シート横のレバーで、座面の高さ調整を行ってください。背中を浮かして運転している方などはシートの高さが低いままで、前方視界が悪い状態で走行しています。座席を適正な高さにすると、適切な視界が確保でき、安全なうえ、背中をシートに付けて走ることで体の安定感が増し、疲労低減にもつながります。ミラーの調整ルームミラーは、リヤウインドウが最も多く見える位置に調整しましょう。サイドミラーは、横方向は自分の車が多少映るように、上下は地面が2/3程度映るように調整しましょう。ドライビングに適した靴運転には、スニーカーなどの、動きやすく足首が自由に動く靴が適しています。ハイヒールや、靴底が厚い靴は、ペダルの感覚が掴みにくく、適していません。シートベルトの位置肩は鎖骨の中心を通るように、腰は、骨盤に沿うように調整しましょう。ねじれが無いように気を付けましょう。ハンドルの持ちかたハンドルは9時15分の位置を持つことが基本。Volkswagen車のハンドルは基本的にその部分を持つようにデザインされています。親指は、握り込むのではなく、ハンドルの突起に乗せます。握りは薬指と小指に力を入れるのがコツです。ドイツの VOLKSWAGEN の認定トレーナー。多感な少年時代をスーパーカーブームの中で過ごし、自動車レースの世界へ。最近の愛車は、Arteon。その他にサーキット走行用の車両も所有。057基本姿勢の最終チェック①両足をブレーキペダルとフットレスト上で突っ張っても腰が動かず膝下に隙間がある。基本姿勢の最終チェック①両足をブレーキペダルとフットレスト上で突っ張っても腰が動かず膝とシートの間に隙間がある。②ハンドルを持った位置から左右に180度回しても肩甲骨とシート背もたれが離れない。②ハンドルを持った位置から左右に180度回しても肩甲骨とシート背もたれが離れない。Step 3Step 4Step 5OKOKインストラクター紹介背もたれの角度背もたれの角度ヘッドレストヘッドレストシート高シート高
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