❷+--++--++--+❷❸❶エンジン❹❶エンジン万一バッテリーがあがってしまっても、“ジャンプスタート”という方法でエンジンを始動することができます。正常なバッテリーの車から必要な電力をわけてもらいます。必要なのはブースターケーブル。いざというときのために常時携行することをおすすめします。なお、安全に作業していただくため、また、車種によっては接続方法が異なることがありますので、必ず取扱説明書をごらんください。バッテリーあがりの車❸正常なバッテリーの−極と❹バッテリーあがりの車のエンジンブロックやボディ の金属部分などをマイナス用のブースターケーブルでつなぎます。注意:ハイブリッド車、電気自動車は高圧電源があり、取扱いには資格が必要です。正常な車バッテリーあがりの車万一バッテリーがあがったら……ジャンプスタートの手順ワイパーブレードの重要性は、別の記事でも述べましたが、その重要なワイパーブレードは、とても過酷な状況にさらされています。ゴム製品ですから紫外線や油などに弱いのですが、走行中はもちろん、屋根やカバーのない状態での保管状況では、常に劣化と戦っているといえるでしょう。最近、拭き残しが多くなってきた、動かすとビビリ音がする、などといった症状が出てきたら、交換するタイミングです。また、実際に手で触ってみて、拭き取り面が硬くなっている場合も、交換が必要です。そのためには、新品状態のゴムの硬さを知っておくとよいでしょう。定期交換部品に指定されてはいませんが、年に1回は点検することをお奨めします。参考までに、拭き取り面の角度が、何らかの理由で変わってしまった場合にもビビリ音が発生することがあります。これは、ゴムの劣化とは無関係ですが、新品と交換しても音が消えない場合には、ディーラーへご相談ください。本体本体エンジン本体正常な車❶あがったバッテリーの+極と❷正常なバッテリーの+極をプラス用のブースターケーブルでつなぎます。正常な車正常な車のエンジンを始動し、エンジン回転を高めに保ちます。その後、バッテリーあがりの車のエンジンを始動します。エンジンがかかったら、つないだときと逆の手順でブースターケーブルを外します。バッテリーあがりの車エンジンをかける時にスターターモーターを回す電力は、すべてバッテリーがまかなっています。車を走らせるためには、とても重要なアイテムのひとつです。だからこそバッテリー上がりは避けたいもの。以前は、いつもよりもセルモーターの回転が遅いなと感じたり、エンジンの回転数が高い時はヘッドライトが明るいけれど、アイドリングの時には暗いといった予兆がありましたが、最近は突然上がってしまうことも。そこでまずはこまめに確認を。バッテリーは寒さや熱に弱く、フォルクスワーゲンではきちんとカバーをしているため、少し確認しにくいかもしれません。バッテリー上部の小窓を覗いて、もし透明の場合には点検が必要です。なるべく早く、ディーラーにお持ち込みください。また、トラブルを未然に防ぐために、車検ごとの交換をお勧めします。053ワイパーブレードバッテリー
元のページ ../index.html#53