フォルクスワーゲン車のオーナーになったその日から、お付き合いが始まるのが正規ディーラーのサービススタッフです。フォルクスワーゲンではメカニックのことを“サービステクニシャン”と呼び、車がトラブルに見舞われてお客様が不安なときでも頼りになる存在でありたいと考えています。 そんなフォルクスワーゲンのプロを養成するために、フォルクスワーゲンではサービス技術トレーニングを実施しています。 トレーニングは「ベーシックコース」と上級コースの「スペシャリストコース」を用意。ベーシックコースを受けるためには自動車整備士の資格を持ち、フォルクスワーゲン車の整備経験が必要です。トレーニングは一般的なメカニックを養成するのではなく、メカニックとして一定のレベル以上にある人を対象に、フォルクスワーゲンの整備に欠かせない専門知識と技術力を身に付けさせるのが目的です。 まずベーシックコースでは、フォルクスワーゲン車の基礎知識から始まり、エンジン、ギヤボックス、ABS、エアコン、エアバッグ、「データ バス」と呼ばれる車内ネットワークシステムなどを、「専用診断機(ODIS)」の使い方とともに、学んでいきます。 これだけでも十分実戦的な知識が得られるのですが、フォルクスワーゲンではさらなるスキルアップを目指し、“テクニカルマイスター制度”を設けています。 そのためのトレーニングが、ベーシックコー040[第3章]フォルクスワーゲンと長く付き合うために③プロの目であなたの愛車を見守ります
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